今回は、相模原市内で実施したゴミ屋敷の片付け事例をご紹介します。ご依頼くださったのは、80代の男性のお父様をもつ息子様でした。
ご依頼の背景|認知症と収集癖による生活環境の悪化
ご依頼者様のお父様は、最近、介護施設へ入所されました。これを機に、長年住まわれていたご自宅の片付けをご希望され、私たちにご相談くださいました。
お父様は認知症を患っておられ、記憶の混乱や物の置き忘れが目立っていたとのことです。そのため、大切な通帳や印鑑、思い出の品などが家のどこにあるのか分からないという状況でした。
また、収集癖があり、外出時にフリーペーパーやポケットティッシュ、小さな広告物などを持ち帰ることが習慣になっていたそうです。そうした物が日々蓄積され、結果として室内はゴミ屋敷のような状態になってしまっていました。
作業の内容|仕分けと探索を丁寧に
今回の現場では、ただゴミを撤去するのではなく、貴重品や思い出の品を見落とさないように丁寧に仕分け作業を行いました。認知症の方の住居では、意外な場所に重要書類や現金が紛れているケースもあるため、慎重な作業が求められます。
具体的には以下のような工程を踏みました:
・ゴミとそうでない物の分別
・明らかに重要そうな物(通帳、写真、書類)のピックアップ
・家具の裏や押入れ、段ボールの中まで徹底的に確認
・ご依頼者様との逐次確認による仕分けの精度向上
作業後|安心して管理できる空間へ
作業後、ご依頼者様からは「大切な物も見つかり、これで安心して実家の管理ができる」とのお言葉をいただきました。ご自宅はすっかり片付き、空気も通る安全な空間に生まれ変わりました。
クリーンサービスの特徴
当社クリーンサービスでは、相模原市を中心に遺品整理やゴミ屋敷の片付けを行っております。今回のように、認知症のご家族を持つ方からのご依頼も多く、心を込めた仕分け・探索作業に自信があります。
・貴重品探索にも対応
・立ち会い不要の作業も可能
・施設入所・売却・解体前の片付けもお任せください