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今回は、70代後半の女性が一人で暮らしていたご自宅の清掃作業をご依頼いただいた事例をご紹介します。
■ ご依頼の背景
ご依頼主は女性のご家族で、ご本人は認知症を患いながらも独居生活を続けていらっしゃいました。
ご家族は車で15分ほどの距離に住まれており、これまでも様子を見に通っていたとのことです。
一緒に住むことも提案されたそうですが、本人は「今の家を離れたくない」と強く拒否されたため、今後も住み続けられるように環境を整えたいということで、私たちにご相談がありました。
当初は通常の遺品整理を想定されていましたが、現地でのお見積もり時に、室内がいわゆる「ゴミ屋敷」状態であることが判明しました。
■ゴミ屋敷化していた室内
現場を確認したところ、室内は一面に生活ゴミが50センチほどの厚みで堆積しており、まるでゴミの絨毯のような状態でした。
足の踏み場もないほどで、衛生面にも大きな不安がある状況でした。
■ 作業内容と配慮
作業にあたっては、ご本人がこれからも住み続けられるように以下の点に配慮しました:
・使える家具は残す
・ご本人の生活動線を考慮して配置
・ゴミの分別と適正処分
・害虫や臭気への対応
・床・水回り・共用部分の清掃
単なる撤去作業ではなく、今後の生活に支障がないように再構築することを意識して進めました。
■ ご家族の反応
作業完了後、ご家族からは「本人の気持ちを尊重しながら、ここまで丁寧に対応してくれて本当に助かりました」との温かい感謝のお言葉をいただきました。
■ まとめ
高齢のご家族が認知症を抱えて独居されている場合、ゴミ屋敷化は決して珍しいことではありません。
ご本人の尊厳を守りながらも、衛生・安全・安心を確保するための清掃対応が必要です。
当社では、福祉・介護の観点にも配慮したゴミ屋敷清掃を行っております。お困りの際は、お気軽にご相談ください。お見積りは無料で承っております。