ゴミ屋敷と孤独死 Vol.2

2022年7月20日

孤独死を防ぐ対処法とは?
 
孤独死は発見が遅れると、物件に多大な被害を与え、特殊清掃に多額な費用がかかってしまいます。
それだけでなく、遺体の状態が悪くなり、大切な家族を綺麗な状態でお見送りすることができなくなってしまいます。
そのような悲しい事態にならないためにも原因となる状況を取り除き、孤独死を防ぐための対処をしていくことは重要です。
ここからは孤独死を防ぐための対処法を紹介するので、参考にしてくださいね。
  
  
1.孤独死へと繋がりやすいゴミ屋敷化を食い止める
ゴミ屋敷に住む住人は孤独死するケースが多いため、ゴミ屋敷とならないように対処をすることは最も重要といえます。
様々な要因でゴミ屋敷となった部屋は、自分一人で片付けることは困難なためゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼をするのが楽な方法です。
早めの依頼であれば費用も安く済むため、ゴミ屋敷化を食い止め、思わぬ事故や怪我、孤独死のリスクを軽減しましょう。
  
 
2.心身の状態を回復する
孤独死やゴミ屋敷化を招く原因となる、心身の疾患をしっかりとケアすることは重要です。
辛い状態を一人で抱え続けず、病院で診察を受け、治療をしていきましょう。
 
高齢者は福祉サービスを用いたり、施設に入所するなど他者とコミュニケーションをする場を設けることで孤独死を防ぐことができます。
心身の状態は個人で違ってくるため、専門家に相談し、無理のないケアを行ってくださいね。
 
 
3.見守りサービスを取り入れる
見守りサービスとは、離れて暮らす高齢の家族の状態を確認し、生活をサポートするサービスのことです。
サービスには大まかにわけて下記のような種類があります。
 
・接触型見守りサービス
自動音声の番号に電話をかけたり、自分でボタンを押す見守りサービスのことを指します。
異常事態の通報を簡単な操作でできます。
 
・非接触型見守りサービス
カメラやセンサーで状態を確認できる見守りサービスです。24時間体制で見守って貰える利点があります。
 
・対面型見守りサービス
スタッフが巡回したり、電話をかけてくれる見守りサービスのことです。人と対面しコミュニケーションを取ることができ、相談を気軽にしやすくなっています。
 
このような見守りサービスを導入することで、孤独死のリスクを減らしたり、孤独死した際にすぐに気付くことが可能となります。
 
 
4.近隣でゴミ屋敷化の気配があれば行政に問い合わせる
近隣から異臭や害虫といった異変に気づき、ゴミ屋敷化の気配を感じたら、行政に問い合わせをしましょう。
ゴミ屋敷化が進むと周囲の住居が被害を受ける可能性が高まりますし、実は中で孤独死して
いたという場合も少なくありません。
早めに問い合わせをすることで被害を少しでも減らすことができるため、怪しいと思った場合は相談をしてください。
 
まとめ
この記事では、孤独死とゴミ屋敷の密接な関係性について解説をしましたがご理解頂けましたか?
年々増加する孤独死と部屋のゴミ屋敷化は社会問題となっているものの対処が難しく、個々が意識をして防いでいかなければなりません。
ゴミ屋敷は孤独死を招きやすいため、まずはゴミ屋敷を防ぐことが大事な一歩です。
ゴミ屋敷は専門業者に依頼すると、短時間で綺麗なお部屋にしてくれるので安全で快適な生
活ができるようになりますよ。
本記事で、意外にも身近にあるゴミ屋敷と孤独死の問題について、考えるきっかけになりましたら幸いです。