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父の遺品整理でわかった「ゴミ屋敷」の現実と大切な書類

2025年11月26日

父の遺品整理 ゴミ屋敷清掃
今回は、相模原市内のマンションで行った「遺品整理とゴミ屋敷片付け」の事例をご紹介します。ご依頼主は40代の女性で、「父が亡くなり、部屋を訪れたらゴミ屋敷のような状態になっていて驚いた」とのことで、遺品整理ができるようにまずは片付けをしてほしいというご相談でした。

ご相談内容|持ち家マンションの片付けと遺品整理

お父様がお一人で暮らしていたのは、相模原市内の分譲マンション。
久しぶりに部屋に入ってみると、床一面に生活ごみや衣類、壊れた日用品などが散乱し、いわゆる「ゴミ屋敷」と呼べる状態になっていました。
 

しかし、
• マンションは持ち家で売却や賃貸も検討している
• 思い出のつまった家具や家電は、できるだけ残したい

とのご意向があり、「床に落ちている不用品」と「絶対に使わないであろう家具のみを廃棄」する方針で作業を進めることになりました。

作業方針|残す物・捨てる物をしっかり線引き

遺品整理やゴミ屋敷片付けでは、「全部捨ててください」というケースもあれば、今回のように
残したい物
• 捨ててもよい物
をきちんと分けながら進めるケースも多くあります。

 

今回の現場では、以下のような方針で作業を行いました。
• 床に落ちている物(明らかなゴミや不用品)を中心に回収
• 壊れている棚・使われていない古い家具のみを撤去
• まだ使えそうな家具・家電はそのまま残す
• 書類・通帳・写真などは、必ずご依頼主様に確認しながら仕分け
 

特に、床に落ちている物の中に重要書類が紛れている可能性があるため、単純に「ゴミ」としてまとめて捨てるのではなく、1点ずつ目視で確認しながら袋詰めしていきました。

床に埋もれていた重要書類も発見

実際に作業を進める中で、
• 生命保険関係の書類
• 銀行の通帳
• 公共料金の書類
• 年金関係の書類
 

など、今後の手続きに必要となる重要書類が、床に落ちている紙ごみの中からいくつも見つかりました。
 

一見するとチラシや封筒の束のように見える中に、大事な書類が混ざっていることは珍しくありません。
ゴミ屋敷化したお部屋では、
「片付けと一緒に大切な物まで捨ててしまった」
というトラブルも起こりやすいため、慎重な仕分け作業がとても重要です。
 

クリーンサービスでは、こうした重要書類や貴重品が紛れている可能性を常に意識しながら、「早さ」と「丁寧さ」のバランスを大切に作業を行っています。

片付け後|遺品整理に取りかかれる状態へ

床一面を覆っていた不用品やごみを撤去し、不要な家具を処分したことで、
• 通路がしっかり確保され、部屋の全体が見渡せるようになった
• 残された家具や家電、遺品の確認がスムーズにできる状態になった
と、ご依頼主様にも大変喜んでいただけました。
 

「最初に部屋を見たときは、どこから手を付けていいのかわからず、途方に暮れていましたが、片付けてもらったことで、ようやく父の遺品と向き合う気持ちになれました」というお言葉がとても印象的でした。

相模原市での遺品整理・ゴミ屋敷片付けはご相談ください

親御さんが亡くなられたあと、
• 久しぶりに部屋を開けたらゴミ屋敷状態だった
• 仕事や家庭が忙しく、自分たちだけでは片付けが進まない
• 持ち家のマンション・一戸建てなので、いずれ売却や賃貸も考えている
 

このようなお悩みをお持ちの方は、無理をなさらず、専門業者にご相談ください。
 

クリーンサービスでは、
• 相模原市を中心に神奈川県全域での遺品整理・ゴミ屋敷片付け
• 重要書類や貴重品を確認しながらの丁寧な仕分け
• 残したい物・処分したい物のご希望に合わせた柔軟な作業プラン

をご提案しております。
 

「これは相談してもいいのかな?」という段階でも構いません。
相模原市での遺品整理・ゴミ屋敷片付けでお困りの方は、ぜひ一度クリーンサービスへご相談ください。
 

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【法人様対応事例】社宅がゴミ屋敷に!?従業員退去後の原状回復・清掃作業

2025年10月10日

社宅 ゴミ屋敷清掃
今回は、企業様からのご依頼で対応した「社宅のゴミ屋敷片付け」の事例をご紹介いたします。退去後の部屋がひどい状態で、次の入居者を迎えられるよう原状回復を行いたいというご相談でした。

退職した従業員の社宅がゴミ屋敷状態に

ご相談いただいた企業様では、社宅を用意して従業員に提供していました。今回対象となった部屋は、2年ほど勤務されていた方が使っていた社宅で、退職を機に部屋の状態を確認したところ…
 

部屋中にゴミが散乱し、害虫も発生していたのです。
 

食べ残しや生活ゴミが山積みで、異臭もあり、通常の清掃では太刀打ちできない状態。さらに、企業側が用意した家電もひどく汚れており、一部は破損・劣化が激しく、処分が必要になっていました。

他の社員での対応は困難…プロにご依頼

最初は他の従業員の方々で片付けようとされたそうですが、
精神的なストレスが大きい
作業が膨大すぎて業務に支障が出る
といった理由から、専門業者に依頼しようという結論に至り、弊社へご相談いただきました。

ゴミの分別・家電の処分・清掃まで一括対応

弊社では、以下の手順で作業を進めました:
1. ゴミの分別・回収
 生活ゴミ・食品ゴミ・日用品・書類・衣類などを分別し、適切に処分。
2. 家具・家電の確認・撤去
 企業様が提供されていた家電は、状態を確認し、再利用不可なものを廃棄。
3. 害虫対策・消臭処理
 発生していた害虫を駆除し、徹底的な消臭・除菌作業を実施。
4. 徹底清掃・原状回復
 床や壁の汚れを落とし、キッチンや水回りまで清掃。次の入居者が安心して住める状態まで回復させました。

企業様のご感想

「自分たちでは手に負えない状態だったので、本当に助かりました。これで次の従業員にも安心して部屋を提供できます。」
というお声をいただきました。

ゴミ屋敷化した社宅も、プロの手でリセットできます

「従業員が退去した後の社宅が想像以上に荒れていた」
「自社では対応しきれないので、外部に任せたい」

そんな時は、ぜひクリーンサービスにご相談ください。
片付けから清掃・処分までワンストップで対応いたします。
 

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昭和30年代の思い出が詰まった戸建ての「物屋敷」——2t車10台での片付け作業レポート

2025年9月29日

実家 ゴミ屋敷清掃
今回は、昭和の記憶とともに時が止まっていた一軒家の「ゴミ屋敷(物屋敷)」の片付けをご依頼いただきました。現場は戸建て住宅。依頼者様のご両親が長年暮らしていた家で、すでに形見分けは終えておられたため、鍵をお預かりし、弊社スタッフのみで対応いたしました。

昭和30年代の新聞やおもちゃがそのままに…

玄関を開けてまず目に飛び込んできたのは、今では見ることも少なくなった古い新聞の山。中には昭和30年代の日付が記された新聞もありました。また、居間や和室には、依頼者様が幼少期に使っていたブリキのおもちゃや絵の描かれた画用紙などが丁寧に残されていました。
 

まさに「物が捨てられない」という心理が長年積み重なった、“溜め込み型”のゴミ屋敷。そして今回のケースでは、ご両親が買い集めた生活用品や雑貨なども加わっており、“持ち込み型”の特徴も併せ持つ混合型のゴミ屋敷に分類される状態でした。

分類で見る今回のゴミ屋敷

ゴミ屋敷にはいくつかの分類がありますが、今回のご依頼は以下のように整理できます:
 

ゴミ屋敷の心理的分類:
持ち込み型:過去に購入した生活用品・雑貨などの物資が蓄積
溜め込み型:「もったいない」「思い出がある」という感情から処分できない
混合型:上記2つが複合した状態(今回はこちら)
 

ゴミの状態による分類:
有機系:生ゴミや食品残渣が多いケース(今回は該当せず)
物系(カサカサ系):書籍、紙類、衣類、雑貨など(今回はこちら)
混合型:上記が混在したケース
 

今回は、「物系(カサカサ系)」に分類される倉庫のような状態で、家中に所狭しと物が積み上がっていました。

2tトラックで10台以上分の搬出作業

作業当日は、スタッフ4名体制で対応し、2tトラック10台以上分の荷物を搬出。慎重に仕分けをしながら、形見分け後も捨てられなかった想い出の品々にひとつひとつ丁寧に向き合いました。
 

紙類・衣類・書籍だけでも大量で、積み上げられた段ボールの山の中から、懐かしい雑誌や卒業アルバム、子ども時代の工作などが出てくるたびに、スタッフも「すごいですね…」と手が止まるほど。

思い出と暮らしの区切りをお手伝いします

こうした「物屋敷」とも呼ばれるゴミ屋敷の片付けでは、「ただ捨てる」だけでは済まない想いが多く残されています。私たちは、そうした気持ちを尊重しつつ、安全で円滑な作業と、気持ちの整理のお手伝いを心がけています。
 

ゴミ屋敷片付けはプロにご相談を

物の量が多いと、どこから手を付けて良いかわからなくなりがちです。ご家族だけでは難しいと感じたら、ぜひ私たちプロの清掃業者にご相談ください。
 

遺品整理や空き家片付け、ゴミ屋敷対応の実績多数。形見分け後の対応や立ち会い不要の作業にも柔軟に対応いたします。
 

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数十年ぶりに戻った実家はゴミ屋敷に…大量の荷物と向き合った片付け作業

2025年8月30日

実家 ゴミ屋敷清掃
長年誰も足を踏み入れていなかったご実家に戻ったとき、目の前に広がっていたのは、足の踏み場もないほど物で埋め尽くされた「ゴミ屋敷」でした——そんなご依頼がありました。

昭和の新聞・雑誌まで…「捨てられない性格」が積み上げた年月

今回のご依頼者様のケースでは、お母様が昔から「物を取っておく」性格だったとのこと。昭和時代に発行された新聞や雑誌、日用品の予備、同じものを複数購入して保管していた物などが、床から天井までびっしりと積み上げられていました。

 
一見「ゴミ」と思えるようなものも、お母様にとっては思い入れのある「大切な物」。長年手つかずだったため、物量は2トントラック25台以上にも及ぶものでした。

ご家族様との綿密な打ち合わせの上で対応

このようなケースでは、ただ「処分する」だけでは済みません。今回はお母様が介護施設へご入所されるタイミングでの片付けということもあり、「どの荷物を残し、どれを手放すか」という判断が非常に重要でした。

当社ではご家族様と何度もお打ち合わせの場を設け、必要な書類や思い出の品の捜索を含めた丁寧な作業を心がけました。保管状態が悪くならないよう、梱包・仕分け・運搬にも細心の注意を払って対応いたしました。

作業を終えて

膨大な荷物を整理し、最後に掃き掃除まで終えた家の中は、ようやく人が住める状態に戻りました。ご家族様からは「心の重荷が一つ取れました」とのお言葉もいただきました。
 

ゴミ屋敷化してしまったご実家でも、適切な手順を踏めば必ず片付けは可能です。大切なのは「物をどう扱うか」よりも、「人の思いにどう寄り添うか」だと、私たちは考えています。
 

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